【Z世代の新卒採用】シリーズ
ご購読ありがとうございます！
◆緑本
御社の採用面接の状況を客観的に把握できるチェックシート、本には書けなかった『こんな時どうする？質疑応答具体例』の動画などをご用意しました。ぜひご活用ください。
※出版特典に応募、面接官トレーニング資料を
ご請求くださった企業様にはメルマガでお送りしています
情報解禁から半月経ちましたね。
面接の進捗はいかがでしょうか。
優秀で経験豊富な面接官ほどやりがちな２つの失敗 その１
面接官トレーニングを行なうようになって
気づいたことがあります。
それは、、、
『優秀で経験豊富な面接官ほど
やりがちな失敗がある』
ということ。
今回はまず、やりがちな２つの失敗のうち
１つ目をご紹介します。
『“上から目線”が直せない』
多くの面接官の方にお会いするうち
ある傾向に気づきました。
面接経験豊富な人
面談に慣れている人
仕事で優秀な成果を出している人
こちら、面接官に向いている人でもあり、
同時に“上から目線”になりがちな人も多いようです。
ああ、なんと悩ましい。。。
こうなってしまう理由はおそらく
無意識にでも『マウントを取りたい意識』が出てしまうからかと。
この本人も自覚していないステルス・マウント意識は
応募者自身に対してだけでなく、
人事の方々、他の面接官、社の社員に向くこともあります。
平たくいうなら
「デキる社員なんで、面接官やってます！（と思わせたい）」
というのが滲み出てしまうんですね。
これを改善するには
「え？私の態度って上から目線に見えていたの？」
という現実を突きつけ【ショック】を与えるのが一番効き目がアリ。
キビしいようですが、実際やんわり注意で改まった例はありませんから。
とはいえ、人事の方も「その態度、ちょっと、、」と
忠告しづらいですよね。お気持ち、とってもわかります。
そんな時こそ、面接官トレーニング！
月曜、30分でもいいのでその週に面接を務める方達同士で
トレーニング＆フィードバックを行なってください。
その際、書籍購入特典としてお渡しした
『フィードバックシート』
またの名を
『相手のプライドを極力傷つけず、改善点を伝えやすくするシート』
言いづらい改善ポイントも伝えやすくなるので
こちらをぜひご活用くださいね。
『優秀で経験豊富な面接官ほどやりがちな２つの失敗』
２つ一緒にお伝えしようと思っていたんですが、
長くなるのでもう一つは次回にしますね。
※出版特典に応募、面接官トレーニング資料を
ご請求くださった企業様にはメルマガでお送りしています
4月まであと約１週間。
新入社員研修の時期に突入ですね。
採用のほかに、教育も担当されている方は
もう目がまわるほどご多忙かと。
ということで、ここのところ毎週お送りしていましたが
一旦、メールをお休みします。
引き続き5月以降の面接官トレーニングに関する
お問い合わせは受け付けておりますので
お気軽にお声がけください！
◆１ 3月1日で内定を得ている学生は全体の43.2％
『キャリタス就活』を運営している株式会社ディスコ様の
『キャリタスリサーチ』調査結果（2024 年 3 月発行）によると
『3月1日で内定を得ている学生は全体の43.2％』だそうです。
前年同期実績（32.4％）を 10.8 ポイントもUP。
やはり新卒採用の早期化が一段と進行していることが表れていますね。
詳しくはこちらのサイトをご確認ください。
資料のDLもできてとても便利です！
▼
https://www.disc.co.jp/career_research/
◆２ 優秀で経験豊富な面接官ほどやりがちな２つの失敗 その２
さて、前回の続きを。
『優秀で経験豊富な面接官ほどやりがちな失敗』
２つ目は『上からジャッジ』してしまう、ということ。
私は企業で面接官トレーニングを行った後、
所感として、以下の2点を特に重視してお伝えしています。
１『質問スキルについて』
質問スキルが高い方に関しては、バイネームでお伝えしています。
（社内で面接官トレーニングを継続していただく際、お手本となる人を示すため）
２『アセスメントのバラつき』
あまりに厳しすぎる方・甘すぎる方を、バイネームでお伝えしています。
私は、多くの面接官の方にお会いするうち、
アセスメントが厳しすぎる方に
ある傾向があると感じるようになりました。
その傾向とは
自分が持っているスキル、やってきた経験、体験した苦労を引き合いに出し、
「それと同等の力を持っているか』という観点で応募者をジャッジしてしまう
というもの。
例えば模擬面接でも、こんな発言が、、、
「（自己PRに内容を見ながら）これくらいの経験をしているからといって
うちの仕事ができると思うのは、甘いわ」
「精神的にタフそうだけど、学生がする経験と社会人とでは大違いだからね。
やっていけるのかどうか、、」
応募者が持っているポジティブな面を見ようとせず
『上からジャッジ』してしまっていますね。
この視点を持っている方は、
自分でも気づかないうちにマウントを取ろうとしているようにも感じます。
大勢の面接官の応募者評価を完全に合わせるのは、実質不可能です。
けれど、こうした『上からジャッジ』を
ロープレ時のフィードバックによって気づいていただき、変えていくことは可能です！
ぜひ面接では
応募者がのびのびと自分らしく話せる雰囲気づくりをし、
人柄、本質、可能性、伸び代を感じ取れるような
アセスメントを意識していただければと思います。
